またしてもホテルが標的に 露軍中部ザポリージャを空爆
ザポリージャ、ウクライナ、9月4日 (AP) ― ロシア軍は9月3日、ウクライナ中部ザポリージャのホテルを空爆、8歳の男児と女性が死亡した。ザポリージャ州当局が3日、明らかにした。 この爆撃で、12歳の少女と別の1人が負傷。12歳の少女は手足を骨折、体の45パーセントをやけどし、外傷性ショックを受けて、地元病院のICUに収容された。 これより1週間前、ロシア軍は東部ドネツク州クラマトルスクのホテルを爆撃、ロイター通信取材班の1人が死亡した。 さらにその翌日、中部ドニプロペトロウシク州のクリビーリフでもホテルがミサイルの直撃を受けて2人が死亡、5人が重軽傷を負った。 ウクライナとロシアは長距離ドローンやミサイルで互いを攻撃、ときには100発以上のドローンやミサイルで相手を攻撃することもあり、両国がまだ兵器生産に資源をつぎ込んでいることを示唆している。 ウクライナ全土の学校で新学期は始まった2日、ロシア軍は数百発のドローンや巡航ミサイル、弾道ミサイルで首都キーウを夜間爆撃した。 (日本語翻訳・編集 アフロ)