露ミサイル攻撃で多数が負傷 ウクライナ第2の都市ハルキウ
ハルキウ、ウクライナ、9月2日 (AP) ― ロシアは9月1日、ウクライナ東北部の同国第2の都市ハルキウをミサイルで攻撃、少なくとも50人近い民間人が重軽傷を負った。 ハルキウ州知事によれば、10発のミサイルが市内のショッピングセンターとスポーツ施設、集合住宅を直撃、子ども5人、救急隊員2人と救助隊員2人を含む47人が負傷した。 同市は前日もロシアのミサイル攻撃を受け、2人が死亡した。 ハルキウに対する攻撃を受け、ウクライナのゼレンスキー大統領は同盟国に対し、ロシアの軍事的脅威を軽減するため、西側から供与されたミサイルをロシア領内深くまで撃ち込む許可を改めて要請した。 同じ日、ウクライナは900日を超えたロシア軍による侵攻で最大規模のドローン攻撃でロシア国内の発電所と石油精製施設を空襲。 ロシア国防省は、モスクワ上空で2機、周辺部で9機を含む158機のドローンを撃墜したと発表した。また、モスクワ北西部のトベリ州と首都北東部のイバノボ州でもそれぞれ1機を撃墜したという。 (日本語翻訳・編集 アフロ)