ロシア越境攻撃の映像を公開 ウクライナ陸軍空中強襲旅団
クルスク州、ロシア、8月19日 (AP) ― ウクライナ陸軍空中強襲旅団は9月2日、8月にロシアのクルスク州に侵攻した越境攻撃について語るウクライナ軍兵士の映像を公開した。 「わが軍は最小限の損失でこの前線を確保した」と説明する侵攻部隊の兵士は、「作戦は参謀本部とシルスキー総司令官のレベルで非常によく計画されていた」と付け加えた。 AP通信は独自に映像の内容を検証できていないが、映像にはウクライナ軍に投降するロシア兵の姿も写っている。 開戦から900日以上が経過しているにもかかわらず、ロシア、ウクライナ双方に戦いの手を緩める気配も、交渉のテーブルにつく兆候さえもない。 ウクライナ軍はクルスク州に侵攻、ロシア軍はドンバス地方と呼ばれるウクライナ東部工業地帯のドネツク州で前線を押し上げており、双方は互いに地上攻勢を進める一方だ。 (日本語翻訳・編集 アフロ)