北アルプスに登山者続々 きょう11日は「山の日」
11日は国民の祝日「山の日」。夏山シーズンのピークを迎えた北アルプスには多くの登山者が訪れている。奥穂高岳(標高3190メートル)の山頂では10日、眼下に広がる大パノラマを思い思いに楽しむ登山者の姿がみられた。 【写真】夜明け前の涸沢カール。星空の下にテントの明かり、登山者のヘッドライトが浮かび上がる
一帯は午前中、青空が広がり、山頂からは涸沢カールや槍ケ岳を望むことができた。浜松市から訪れた喜多遼太郎さん(27)は「登っている時はつらいけど、この景色を見るとまた来たいと思いますね」と満足そう。
山頂近くの山小屋「穂高岳山荘」スタッフの木下弘隆さん(31)によると、8月は週末を中心に多くの予約が入っているという。「新型コロナ前のにぎわいに戻っています」と木下さんは話していた。