オジサンが“ソロ飲み女性”に話しかけるのはアウト? セーフ? 呑兵衛モデルに学ぶ酒場の作法
立ち飲み屋や大衆酒場でひとりで飲むスタイル“ソロ飲み”。最近は女性客を見かけることも珍しくなく、酒の勢いも相まって「ちょっと話しかけてみたいな……」と思う瞬間もあるだろう。 ▶︎すべての写真を見る しかし30、40代になってくると、下手な出方をしようものならガチでクレームになりかねない。呑兵衛女子とはおしゃべりはしたいけど、酒場でヤラかす痛いオヤジになるのだけは勘弁願いたい。 そもそも、世の女性たちは男性客からの声掛けをどう捉えているのか? どんな立ち居振る舞いなら許されるのか。その実態を探るべく、大衆酒場でのソロ飲みが大好きな「呑兵衛モデル」の赤星★かなはさんを直撃~!
赤星★かなはさん
「呑兵衛モデル」として活躍中の酒好きアラサー女子。YouTubeやInstagramで全国各地のディープ酒場を飲み歩く様子が人気を博し、SNSの総合フォロワー数は13万人を突破。手作りのおばんざいを用意して迎える居酒屋イベントなどファンとの交流も定期的に行っている。
取材協力「新橋4丁目酒場 わっつり」 烏森口から4分の好立地にある、旬の海鮮や青森県の郷土料理が楽しめる大衆酒場。青森の地酒10種類以上をはじめ、肴に合うドリンクも豊富。分厚くて新鮮な刺し盛りや名物の痛風盛りなど、呑兵衛の心をくすぐるメニューがずらり。 住所:東京都港区新橋4-19-1 ル・グラシエルBLDG.63 1F 営業:16:00~23:00(土曜、祝日14:00~21:00、日曜定休)
呑兵衛モデルが“ソロ飲み”にハマった理由
――「飲兵衛モデル」として大人気のかなはさん。今日は酒場でのコミュニケーションについてお聞きします。忖度なしでお願いします! もちろんです! よろしくお願いします! ――そもそもですが、ソロ飲みをするようになったきっかけは? 大衆酒場で飲むようになったのは7年くらい前からですね。きっかけは、当時のバイト先にいたお酒好きな先輩と一緒に赤羽で飲んだこと。もともとディープな酒場に興味があったので、朝から飲めると有名な赤羽の名店『いこい』で立ち飲みデビューしました。 ーーそこからどんどんソロ飲みにハマっていったと。 はい。今では、週6はソロ飲みしています。都内であればどこでも行きますし、旅先でハシゴ酒をすることもありますね。常連さんに愛されていて、昔からずっとそこにある感じの渋い酒場が大好きです。