現役引退のチアゴが古巣バルセロナ帰還!…コーチとして今夏のプレシーズン帯同へ
バルセロナは17日、元スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ氏がコーチとしてプレシーズンに帯同することを発表した。 【動画】チアゴがコーチとしてバルセロナに帰還! 2023-24シーズン限りで現役を引退した“ラ・マシア”出身のテクニシャンが、指導者としての第一歩を踏み出すべく古巣に帰還した。バルセロナは同氏について「今後数週間、ハンジ・フリックのスタッフの一員としてコーチのトレーニングを受ける予定」と発表。今夏のプレシーズン中は常に男子トップチームに帯同するとのことで、アメリカでのツアーにも同行するという。 元ブラジル代表MFマジーニョ氏を父に持つチアゴは1991年4月11日生まれの現在33歳。5歳で母国の名門フラメンゴの下部組織へ入団すると、その後は複数クラブを転々とし、2004年にバルセロナのカンテラに加入した。ジョゼップ・グアルディオラ監督(現:マンチェスター・シティ)率いるバルセロナBなどで経験を積み、2009年5月にトップチームデビュー。2011-12シーズンから正式にトップチームの一員となり、2013年夏までに公式戦通算100試合に出場し11ゴール20アシストを記録した。 2013年夏に加入したバイエルンでは中盤の主軸に君臨し、約7年間の在籍期間中に公式戦通算235試合出場31ゴール37アシストをマーク。ブンデスリーガを7度、DFBポカールを4度制覇し、2019-20シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)制覇にも大きく貢献した。2020年夏にはリヴァプールへ完全移籍し、公式戦通算98試合の出場で3ゴール6アシストを記録。近年は度重なる負傷に苦しみ出番が減少すると、2023-24シーズン限りで退団し、その後に現役引退を発表した。 なお、新シーズンからバルセロナを率いるハンジ・フリック監督とはバイエルン在籍時の2019-20シーズンに共闘。公式戦26試合に出場し、ブンデスリーガおよびCL制覇に貢献した。
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