ド軍FA33歳とは“お別れ”か「聞いてないね」 便利屋枠は飽和状態…お祭り男の行方
エンリケ・ヘルナンデスはFAのまま、モロシ記者「移籍先候補はあまり聞いていないね」
ドジャースからFAとなったエンリケ・ヘルナンデス外野手の去就が、地元メディアから注目を集めている。絶大な人気を誇るが、クリス・テイラー、トミー・エドマン両外野手にギャビン・ラックス内野手と戦力が飽和状態。今オフにドジャースが再契約を目指す報道も聞こえてこないのが現状だ。 【画像】「大谷翔平のこと好きすぎ」 SNS感涙…ヘルナンデスとの最高の1枚 地元メディア「ドジャース・ネーション」は「多くのドジャースファンが最も気にかけているオフの話題の1つはエンリケ・ヘルナンデスの去就だ。ファンは他球団でプレーする姿を見たくない」と注目。MLBネットワークでストーブリーグを第一線で取材するジョン・モロシ記者へのインタビューを報じている。 テキサス州ダラスのウインターミーティングを取材するモロシ記者は「この24時間、移籍先候補はあまり聞いていないね」とポツリ。33歳ベテランの再契約には“条件”があるという。 「ドジャースはクリス・テイラーが在籍しているし、エドマンとも契約延長をした。そして、ギャビン・ラックスもいる。ラックスをトレードすれば、現時点では、キケ(E・ヘルナンデス)の打席機会の面でよりはっきりした道筋が生まれるだろうね」 これまでにE・ヘルナンデスも「是非戻りたい」と残留を願っている。ポストシーズンでは打率.294、2本塁打、6打点と勝負強さを見せた33歳の再契約を多くのファンが望んでいるのは確かだ。モロシ記者は続ける。 「キケがドジャースでプレーすればとてもいいことだと思う。ファンは彼のことを愛しているのは一目でわかることだからね。でも、キケが(ドジャースと契約する上で)はっきりした道筋を知るためには、ドジャースの動向をいくつか見てからだ」 ドジャースの人気者の去就決着は、いずれにしても、もう少し時間がかかりそうだ。
Full-Count編集部