65歳の自分にとっては「聖徳太子」がお札の顔だけど、娘に両替を頼んだら「初めて見た!」とのこと。今の若い人には通じない? お札が市場に出回らなくなる仕組みも解説
発行が停止した紙幣は今でも有効なの?
「発行が停止されているのに、聖徳太子の紙幣はお金として有効なのか?」と不安に思う人もいるかもしれませんが、心配は不要です。現在は発行が停止していても、紙幣が無効になることはなく、「1万円札」は「1万円札」として有効に使うことができます。 ただし、何世代も前のお札は支払い機に対応していないことがあったり、若い世代だと紙幣が本物か偽物かの判断がつかず、店頭での支払いに難色を示されたりすることもあるでしょう。このような紙幣は金融機関での入金や両替がスムーズといえます。
まとめ
2024年に紙幣の顔が一新しましたが、「お札の顔」のイメージは世代間で大きく異なります。年配だと聖徳太子を思い浮かべる人もいるでしょう。かつてはお札に「聖徳太子」の肖像画が多く採用されていましたが、最後の聖徳太子の紙幣が発行停止となって現在40年近く経過しています。 最近では「お札といえば聖徳太子」というイメージを持つ人も少なくなってきているのかもしれません。とはいえ、発行が停止されている紙幣であっても有効に使うことができるという点は覚えておくとよいでしょう。 出典 日本銀行 その他有効な銀行券・貨幣 国立印刷局 お札に関するよくあるご質問 執筆者:渡辺あい ファイナンシャルプランナー2級
ファイナンシャルフィールド編集部