イスラエル首相にICCが逮捕状 林芳正官房長官「捜査の進展を注視」
林芳正官房長官は22日の記者会見で、国際刑事裁判所(ICC)が戦争犯罪と人道に対する罪の疑いでイスラエルのネタニヤフ首相とガラント前国防相の逮捕状を出したことに関し「パレスチナ情勢にいかなる影響を与えるかの観点も含め、捜査の進展を重大な関心を持って引き続き注視する」と述べた。 ICCは両氏について、昨年10月にガザで始まったイスラム原理主義組織ハマスとの戦闘で、民間人に向けた攻撃を意図的に行った「合理的な根拠」があり、「飢餓を戦争の手段にした疑い」があるとしている。日本などICCに加盟する124カ国・地域を訪問すれば逮捕される可能性がある。