【大葉豚団子と白菜のバター酒蒸し】しっとりふんわりの肉団子を、蒸し汁がジュワッと染みた白菜にからめて食べる。ワイン&日本酒に相性抜群
栄養士でありフードコーディネーターでもある藤岡操さんが「食堂のおかみ」になりきって提案するレシピ連載。大胆にも、この店のお品書きは「酒蒸し」1本!といっても、具材がや調味料が変われば趣も変わる魔法のレシピ。蒸し器がなくても、フライパンと日本酒や料理酒さえあれば誰でもできるメニューの数々。第29回は「大葉豚団子と白菜のバター酒蒸し」です。 【写真】山椒とともに食べてみると・・・ * * * * * * * ◆本日のメニュー 「大葉豚団子と白菜のバター酒蒸し」 今年は秋頃から野菜が高くてしんどいなと思っていましたが、少しずつ値段が落ち着いてきました。 そんな中でもずっと安定してお手頃な野菜がありました。 冬野菜の代表、白菜です。 しっとりふんわり、甘くて旨味もあって、とても美味しい。癒やし系野菜。 鍋、煮物、炒め物から漬け物、麺類にも使えるので、冬の間は野菜室にほぼ常備しています。 今年の冬は、時々上着がいらないくらい温かい日もあり、なかなか鍋の気分ならなくて……。 でも、体が温まるものを食べたい季節。 そこで、うちの定番、白菜と豚団子鍋を酒蒸しにすることにしました。 肉団子を少しアレンジして、大葉入りの肉団子に白菜の旨味とバターを絡めて酒蒸しに。 それでは、いざ、酒蒸し。
◆「大葉豚団子と白菜のバター酒蒸し」の作り方 「大葉豚団子と白菜のバター酒蒸し」 《 材料(作りやすい分量)》 白菜………………………………大1/4個(約400g) A 豚ひき肉……………………200g ショウガ(みじん切り)…1片 大葉(粗みじん切り)……4枚 塩……………………………ふたつまみ 片栗粉………………………小さじ2 料理酒(食塩ゼロ)………大さじ1 しょうゆ……………………小さじ1 料理酒(食塩ゼロ)……………100ml 水…………………………………50ml 塩…………………………………ふたつまみ バター……………………………10g 《 作り方 》 1)白菜は2~3cm幅に切る。Aをよく混ぜ合わせて4等分に丸める。 2)鍋や深めのフライパンに白菜を入れ、肉団子をのせる。料理酒、水を加え、塩をふって強火にかける。しっかりと沸騰したら蓋をして中火で15分蒸し、最後にバターを加える。 ※蓋はきっちり密閉されないのせるだけのタイプでもOK。蓋がない場合はアルミ箔をしっかりとかぶせてください。 ※塩ひとつまみは、指3本でつまんだ量です。