「パワーでは負けたくない」仙台育英・早坂来麗愛(くれあ)選手はテニス界の期待の星 武器は170キロ台のサーブとフォア
東北放送
テニス界の期待の星と呼ばれているのが、仙台育英学園高校1年生の早坂来麗愛(くれあ)選手です。16歳の高校生の世界へ挑む思いに迫ります。 【写真を見る】「パワーでは負けたくない」仙台育英・早坂来麗愛(くれあ)選手はテニス界の期待の星 武器は170キロ台のサーブとフォア ■世界で活躍したい! 冬の夕暮れが照らすテニスコートで、パワー溢れるサーブを打ち抜く選手がいます。彼女が今年にかける思いを記した言葉はー。 「宮城から世界へ。仙台育英・早坂来麗愛、今年に限らずいずれ世界で活躍出来るような選手になることを目標に今年一年頑張ります」 ■武器は、強烈サーブとフォア 16歳以下のテニス日本代表・早坂来麗愛選手。仙台育英学園高校の硬式テニス部1年生です。去年10月に行われた、17歳以下のアジア大会で準優勝。今、テニス界が注目する逸材です。 仙台育英 硬式テニス部 早坂来麗愛選手: 「パワー戦で打ち合いになった時は絶対引かないと思っていて、自分がパワーで勝負する選手だからこそ、パワーでは負けたくない」 高校のチームメイトと汗を流す、早坂選手。身長171センチと恵まれた体格を生かした、力強いサーブとフォアが武器です。 テレビでプロのテニスプレーヤーが打ち合う姿に刺激を受け、小学2年生からテニスを始めました。サーブとフォアの練習を中心に力をつけ、数々の全国大会で優秀な成績を納めてきました。 ■早坂選手の強さ、やっぱり努力? 10歳から早坂選手を指導してきた、栗原貴裕コーチです。 栗原貴裕コーチ: 「やっぱり努力。サーブやストロークの練習をいっぱいしましたし、努力でここまで来たかなと思います」 仙台育英 早坂来麗愛選手: 「サーブは、始めた頃から身長も高かったので、早いサーブが打てて、ストロークは試合をやっていくうちにフォアで自分で展開しているパターンが多かったので。それを武器にしようと思って毎日磨いてました」 その実力は…。センターを狙った、相手コートまで最短距離で打つサーブです。170キロ台のサーブは、パワーとコントロールの正確性を兼ね備えています。 ■チームメイトから見た早坂選手は? 常に高みを目指す早坂選手の姿はチームメイトにも大きな刺激となっています。