まさかこんなところで…スコップで雪山作り石垣から道路へ滑り降りる迷惑スノーボーダーをカメラが捉える
スキーやスノーボードはスキー場で楽しむものですが、まさかの場所を選んだ危険で迷惑なスノーボーダーの姿を視聴者が撮影しました。 9日午後7時ごろ。スノーボードで斜面を滑り降りる人の姿が。 5~6人ぐらいのグループでしょうか、ライトで照らしスマホで撮影している様子も伺えます。 じつは、この場所、スキー場ではありません。札幌市南区の住宅街にある石垣の上なのです。 本間壮惟記者リポ) 「石垣の下には不自然に一箇所だけ雪が積まれています」。 映像には、石垣の下にスコップで雪を固めて雪山を作る様子も。一部始終を目撃した人は… 目撃者テレピック) 「窓を開けたら斜面のところ、テニスコートのところ普段は立ち入り禁止なんですが、そこに人がいて電気で色々照らしたりしていたのでどうしたのかなと思って気になって見ていたらスノーボード行為が始まった」、「雪を手前の方に積んである雪をテニスコートの方に持っていって、要はゲレンデを作っているような感じの作業をしていましたね」。 スノーボードで滑り降りていた石垣に階段などは見当たりません。どうやって上まで登ったのでしょうか。 本間壮惟記者) 「不自然に雪が積まれていた場所から数十メートル歩いたところには石垣の上まで歩いていった形跡が残っています」。 実際に記者が残っていた足跡をたどっていくと… 本間壮惟記者) 「先ほどのところから登ってみるとすぐに柵があってこれ以上先には進めないようになっているんですが、足跡はフェンスの奥まで続いています」。 石垣の下は歩行者や車も通る道路です。滑り降りた勢いそのままに横断していて、一歩間違えれば大事故にもつながりかねません。 目撃者テレピック) 「私が見たのが午後6時半の時間帯だったんですけど結構その時間は通勤とかの車も通りますし、一番通行量が多い時間なのかなと思うので歩行者も含めて。なのでわざわざその時間帯にそういうことをするのは危ないなと思いますね」。 目撃者によると石垣の下の雪山はおよそ1週間前からあったということです。道路を挟んだ反対側にあるのは団地の駐車場で、グループは、ここに車を止めていました。 通報を受け現場に来た警察官に注意を受けましたが、駐車場でタバコを吸ってから車で立ち去ったということです。石垣の下の雪は除雪されていません。 立ち入り禁止エリアへの侵入、無断での駐車、そして、スノーボードで急速度で道路を横切る危険な迷惑行為。警察によりますと、軽犯罪法に抵触する可能性があるということです。
HTB北海道ニュース