「パワーでは負けたくない」仙台育英・早坂来麗愛(くれあ)選手はテニス界の期待の星 武器は170キロ台のサーブとフォア
チームメイト: 「刺激はいつも受けています。昼、練習が終わった後に自主的なトレーニングを行ったり、自分を追い込んでアップさせる能力があり、自分も頑張ろうという励みになる選手です」 「練習や試合中上手く行かなくても、自分でテンションを上げたり気持ちを作り上げて行くところがすごいなと思います」 それでも、去年のアジア大会では準優勝となり、世界への切符を手にすることができず課題に直面しました。 ■レベルが上がり、見えてきた課題 仙台育英 早坂来麗愛選手: 「パワーだけになってしまうので、そこにスライスを入れていけたら良かったなというのと、あとはネットプレーが課題になっているので…」 栗原貴裕コーチ: 「分かりやすく言うとサーブとフォアが良いので、ネットプレーまで行かないことが多かった。(ネットプレーの)経験値が圧倒的に少ないので、レベルが上がってきて相手が粘り強くなってくると、ネットプレーができないと決めきれないという壁があり今一番の課題」 1月2日。チームメイトと訪れた初詣。早坂選手は何を祈ったのでしょうか? 仙台育英 早坂来麗愛選手: 「けがも病気もせず健康に過ごせる一年にしたいです」 「おみくじ」を引くと、「吉」でした。 ■早坂選手の今年の目標は? 今年の最大の目標は、「リベンジ」。 仙台育英 早坂来麗愛選手: 「全日本ジュニア選手権で優勝すると海外へ行く機会があるので、(今年は)優勝したいです」 世界へ羽ばたくため、国内ナンバー1を目指す、早坂来麗愛選手・16歳。宮城から世界へ、彼女の挑戦が始まりました。 今年、最初の大会は、チームメートと戦う「全国私立高校テニス選手権」です。力強いプレーで世界の頂点を目指す早坂選手ですが、勝つことも大事だが、結果にこだわらず、周りから応援したいと思われるような選手になることが一番の目標ですと話しています。
東北放送