大阪府・吉村知事が定例会見11月18日(全文1)府市で国際金融都市目指す
年内を目途に準備組織立ち上げ
そのために今後の方向性ですけども、まず年内を目途としまして準備組織を立ち上げます。この準備組織につきましては、大阪府、大阪市、そして関経連、そして大商、そして同友会、この経済3団体と大阪府・市で、まず準備組織を立ち上げたいと思います。これは年内に立ち上げをいたします。そして今年度中ですけれども、今年度中に官民一体の推進組織を設置します。これは先ほど申し上げた、それぞれの取引所であったり、金融のプロフェッショナルであったり、あるいは政府系の金融機関、あるいは教育機関も入ってもらいます。 その中で議論をしまして、じゃあ大阪に、さっき僕が大きな方向性は示しましたが、より具体的に、どういうふうにエッジを効かせて大阪の国際金融都市を目指すべきかという詳細な議論をそこでやってもらおうと思ってます。その上で大阪府・市、行政、民間が何をすべきかということの役割分担もきちっと明確にして、そして2021年4月からさまざまな誘致活動、国内外に向けた誘致活動であったり、制度設計、プロモーション、金融人材の育成、そしてESG投資の促進であったり、金融デジタルトランスフォーメーションによる新たなマーケットの創造の検討、さまざまなことを4月から具体的に動きだしたいというふうに思っています。
21日に万博の桜2025の植樹式
じゃあ国際金融都市をなんでやるの? ということですけども、まずこの国際金融都市が実現されれば積極的な投資が生まれてきます。それによって大阪の経済が活性化します。当然、大阪の経済活性化しないと税収も増えないし雇用も増えないですから、じり貧になるだけです。なので、積極的な投資人材であったり投資企業であったり、そういったものが大阪に集まる、集中することによって、大きな大阪の経済活性化を目指していきます。そしてそれに伴って当然、関連産業が生まれてきます。投資先の企業が増えてくれば、企業も増えてくると。そして雇用も増えてくると。雇用の創出につながっていくということです。それから府民の皆さんの資産の運用の形成。これにも寄与すると思っています。こういったことを実際、実行してやりながら、日本の成長を牽引する副首都・大阪としての一部を、国際金融都市を実現させることで担っていきたいというふうに思っています。次お願いします。 2つ目です。万博の桜2025についてです。万博の桜2025の植樹式を行います。万博の桜2025につきましては、もうすでに発表しているとおりです。2025年の大阪・関西万博に向けて、大阪に2025本の桜を植えていきます。そして2025年の万博開催時に2025本の桜が咲いて、そして万博を迎えようという取り組みです。この2025本の桜については府民、市民の皆さんからの寄付を募りまして、そしてプレートも作って、2025分の1から2025分の2025までの番号を振って、そして寄付をいただいた皆さんにプレートの名前を残して、この桜に寄付をいただいた皆さまの名前を残していくと。そして万博を日本の花である桜で盛り上げようということです。 この植樹式を行います。これは21日の土曜日、今週の土曜日に12時半から30分程度実施します。花博の記念公園でやります。鶴見緑地です。鶴見緑地公園でやります。出席者ですけれども、この2025年の実行委員会の委員長である安藤忠雄先生、そして私と松井市長と、そして角理事長。これは鶴見ですけれども、国際花と緑の博覧会記念協会の理事長をしていただいています。これは事務局が、花博の博覧会のところが実際に事務局を担うことになります。そこの理事長である角会長にもご出席をいただきます。それから当然、これは2025年の万博ですから石毛総長にも参加いただきます。そして宝塚歌劇団の方で、2025年のアンバサダーの方4名の参加をいただきます。