23-24シーズンはリーグトップの "ドリブル成功数”を記録 レンタル先で開花したセリエAのドリブルキングはモッタ率いる新生ユヴェントスでも輝けるか
残留が濃厚か
2023-24シーズンはフロジノーネへレンタル移籍をしていたマティアス・スーレ(21)は今夏、ユヴェントスに残留する可能性が高いようだ。伊『calciomercato.com』が報じている。 スーレは昨夏に1シーズンのレンタル移籍で加入したフロジノーネでリーグ戦36試合に出場し11ゴール3アシストを残した。リーグ戦では合計225回のドリブルを試み、102回の成功数を記録。これはセリエAトップの数字であり、ナポリに所属するクヴィチャ・クワラツヘリア(220回のドリブルを試みて101回の成功)を抑えて23-24シーズンのドリブルキングに輝いた。5大リーグ全体で見てもスーレの成功数は3位(1位はクドゥスで124回、2位はサビオで104回)とレンタル先で才能を開花させている。 そんなスーレについてユヴェントスは新戦力補強にむけ、資金を捻出するための売却候補の1人として考えていた。実際にウェストハムやドルトムント、レヴァークーゼンといったクラブが興味を示していたが、スーレの去就は変わりつつあるようだ。 同メディアによると、ユヴェントスの新監督に就任したチアゴ・モッタはスーレのことを高く評価しており、新生ユヴェントスの戦力として考えているという。売却の噂から一転、モッタは同選手のユヴェントス残留を望んでいるとのこと。 しかし、新戦力補強の資金は必要であり、フェデリコ・キエーザやローマへレンタル移籍をしていたディーン・ハイセン、モイーズ・キーンらを売却する可能性があるようだ。 レンタル先で才能を開花させ、自身の真価を見せつけたスーレは新生ユヴェントスでも輝けるのか、注目だ。(データは『Who Scored.com』より)
構成/ザ・ワールド編集部