ロッテの高卒ルーキーに大飛躍の予感!高校生NO.1右腕は防御率1点台、U-18代表捕手が打率3割近くで評価急上昇!
プロ野球も後半戦。ここまで各球団のルーキーたちはどのような結果を残しているのだろうか。球団ごとのルーキーを振り返ってみたい。 【動画】霞ヶ浦・木村優人を徹底密着!世界を翻弄した魔球・カットボールがエグかった... ロッテのルーキーは支配下で5名、育成で5名と合計10名いる。そのなかで一軍デビューを果たしているのはドラフト1位の上田希由翔(愛産大三河高→明治大)ただひとりだ。 上田は開幕直後の4月2日に一軍昇格を果たすと、翌3日に「6番・一塁」で起用されプロ初出場を果たした。その試合でヒットは生まれなかったが、翌日の試合でプロ初ヒットを皮切りに3試合連続で快音を響かせた。その後、代打で結果を残したものの4月25日に登録を抹消された。 その後、セ・パ交流戦期間中に2度目の昇格を勝ち取り、主に三塁や一塁でスタメン出場。6月28日からは4試合連続ヒットを記録するなど快音を響かせた。しかし7月3日に登録を抹消され、現在は二軍で汗を流している。8月9日時点で二軍では40試合に出場し、打率.290(155-45)を記録。一時期は3割にも乗せていただけに二軍で快打を重ねていけば、三度目の一軍昇格もありそうだ。 ドラフト5位の寺地隆成(明徳義塾高)は、前評判以上の活躍を見せている。高校時代はU-18代表として世界一を経験した。76試合で打率.290(244-73)と高卒1年目としては破格の数字を残している。指名打者として出場したフレッシュオールスターゲームでも2打数1安打と存在感を示した。次世代の打てる捕手として評価が急上昇している。 投手ではドラフト2位の大谷輝龍(小松大谷高→JFE東日本→伏木海陸運送→日本海リーグ・富山)、同3位の木村優人(霞ケ浦高)、同5位の早坂響(幕張総合高)がそれぞれ二軍で登板を続けている。 昨年の世代NO.1右腕と評された木村は5月の初登板から、ここまで9試合(15回)を投げ防御率1.80とまずまずの成績。一方、大谷は8試合(20回)で防御率8.10、早坂も3試合(2回)で防御率27.00と苦戦している。とくに高卒社会人経由で独立リーグ出身の大谷は24歳。早い段階で結果を残し一軍昇格を勝ち取りたいところ。