日本代表引退後の燃え尽き症候群は「心配ご無用」太田りゆはガールズケイリンに全力投球
◆netkeirin連載コラム「太田りゆ“ノーメイクな私の本音”」12月号
遅すぎる100勝に「日の丸を背負った証だね」の言葉
今月もこんにちは太田りゆです! さて、12月は西武園と岐阜を走って完全優勝しました。オリンピック後、はじめての地元埼玉・西武園開催。やっぱりオリンピアンとして「強い走り」が見せたかったから、優勝できてすごくホっとしました。 岐阜開催の最終日は対抗の自力(日野未来選手)が直マークなのはさすがにドキドキしたけど、しっかり皆さんの期待に応えられて本当に良かったです。その岐阜の2日目、私は通算169走目で100勝を迎えました! ガールズケイリン選手としてデビューしてから7年。まだ2年目選手くらいの出走本数ですが、ココから猛烈に1着増やして行きますよっと! 遅すぎる100勝に対して、「長い間日の丸を背負った証だね」といった言葉をかけてもらいました。ホントにすごく誇らしかったな。これまでオリンピックの開催年「2024年」に照準を合わせて、私は素晴らしく恵まれた整った環境で選手をしてきました。オリンピックは終わりましたが、そんなにすぐに力は落ちないと思いますし、実は落とさないことを意識してトレーニングもしっかりとしています。
たくさんの原動力がある!たくさん工夫していこう
私のモチベーションは「とにかく負けたくない」ってことと「賞金はぜーんぶ欲しい」ってこと! それに顔もボディもビジュアルをものすごく大事にしているので、「綺麗なおしりの形でいたい」とか(笑)、「腹筋は常に綺麗でありたい」とかも頑張る原動力なのです。選手として生で観てもらった時、『太田りゆ、カッコイイーーー!』って思ってもらいたい! ガールズケイリン選手としてフルで活動し始めて、とにかくやりたくても「トレーニングをする時間の確保が難しい」と感じています。強くなるためには、ある程度まとまったトレーニングをする必要があるけれど、選手は1週間まとまった時間が取れればラッキーくらいの忙しいレーススケジュールです。 ナショナルチームは国際大会のためにトレーニングの時間は確保されているし、レースの数は限られています。その時と変わらない力を保持する、またはそれ以上を求めるなら、“効率と頭”でどうにか今までの経験を活かしてやっていく必要がありそうです!