五輪談合「組織委元幹部の逮捕は誠に遺憾」小池都知事会見2月10日(本文1)
ポイントは守りと攻めと備え
しかしながら立春も過ぎまして暦の上ではもう春なんですね。イベントの開催制限なども見直されております。これによって日常が徐々に戻りつつあります。人と人との接触機会も増えてきている。今も申し上げたように、インフルエンザが上がってきている、流行が拡大している、で、コロナはもちろんです。どうぞ感染防止対策をしっかり行っていただきたい。ポイントはいつも言っておりますように3つで、守りと攻めと備え、この3つでよろしくお願いを申し上げます。 次にテレワークの取り組みについてでありますけれども、同じく、コロナと共存していくという社会におきましては、企業の重要な経営戦略や働き方改革という点でも、テレワークの定着ということも、もうすっかり、それこそ定着しているというふうに思います。また、今日のような雪の日でもテレワークっていうのは有効だということでございます。 で、今回、「TOKYOテレワークアワード」としまして企業の優れた取り組みを表彰することといたしております。大賞はご覧いただいてるように、株式会社こどもりびんぐさんです。こちらはテレワークで大幅な業務効率化と経費の削減を実現されておられます。また、さらなるテレワークの定着に向けて全社員へのアンケートやトライアルを繰り返すということで、こちらの会社、自社に最適なテレワークを追求し続けておられると。 経営者の皆さまは、こうした事例も参考に。これ、会社は従業員29名ということですけれども、規模にかかわらず、そのコンセプトは、またシステムというのは生かせるものだと思いますので、どうぞこうした事例も参考にしてテレワークの導入や定着にお役立ていただきたいと思います。
「City-Tech.Tokyo」がいよいよ間近に
コロナとも共存した人々が活気あふれる東京、これすなわちサステナブルリカバリーということで、これを確かなものにするために都民や事業者の皆さまのご協力をよろしくお願い申し上げます。 次に、「City-Tech.Tokyo」がいよいよ間近に迫ってまいりました。都におきましては持続可能な新しい価値を生み出す「SusHi Tech Tokyo」というコンセプトを世界に向けて発信しています。SusHiっていう言葉は分かりやすいんで、非常に浸透は早いかと思っております。おまけにサステナブルからきているということで、なるほどとうなずいていただくことも多いです。 この第1弾が今月末にスタートします。スタートアップイベントである「City-Tech.Tokyo」、そしてもう1つが世界の都市のリーダーが一堂に会する「G-NETS Leaders Summit」、これを同時開催いたします。2月27日と28日の、月曜日と火曜日で「City-Tech.Tokyo」を開催いたします。「G-NETS Leaders Summit」と。 この「City-Tech.Tokyo」のほうですけれども、持続可能な社会の実現に向けましたスタートアップの挑戦を後押しするということで、都が主導する初のスタートアップのグローバルイベントとなります。基調講演でございますけれども、隈研吾さん。それからベンチャーキャピタリストで有名なベン・ホロウィッツさん。そして経営学のウリケ・シェーデさん。この3名の方々が、「City-Tech.」によるイノベーションで都市はどう変化するのかということについて展望を語っていただきます。 また、イノベーションを取り巻く話題につきましては25のセッションを実施いたします。こちらには経団連副会長の南場さん、ディー・エヌ・エーの南場さん。そして株式会社ユーグレナでよくバイオで、燃料を作っていただいて、船、バスで試しております。こちらがユーグレナは出雲さん。こういった世界の第一線で活躍する方々、77名が登壇されることとなっています。スタートアップが技術を競うピッチコンテスト、こちらは「City-Tech Challenge」と呼んでおりますが、こちらも開催いたします。世界の35カ国、地域から、338社の応募がございました。この中から選ばれた、海外からは12社、国内からは8社、合わせまして20社がセミファイナルに出場されます。ぜひ多くの方々、ご来場いただきたいですし、また、専用ウェブサイトでも発信、配信をいたしますので、ご参加いただければというふうに思います。