ヤクルト・小川泰弘、5000万円減の年俸1億1000万円で更改 入団以来ワーストの数字となった今季「貢献できず悔しい」
ヤクルトの小川泰弘投手(34)が10日、球団事務所で契約交渉し、5000万円減の年俸1億1000万円で更改した。単年での契約となる。 今季は12試合の登板で62イニングを投げ、2勝5敗、防御率4・65は入団以来ワーストの数字だった。「けがから始まり体調不良も重なり、バランスが悪いシーズン。なかなか貢献できず悔しい思いが強い」と猛反省し、「まだまだ頑張ってもらいたい。若い、いい力が出てきたんで中心として引っ張ってほしい」と球団からは望まれ、今年学んだ経験、教訓を洗い出し来季への発奮材料にする。 色紙には「飛翔」と書き込み「チームとしても、個人としても飛翔できるように」と願った。「今までやってきたことを継続しながら、持久力をつけるトレーニング、可動域を出すトレーニングであったり、そういうところも並行してやっていくことが必要かなと思います」。2年連続で5位に甘んじたチームの再建と同時に2022年以来のリーグ制覇へ、来年35歳になるベテランは必死になってフォーム修正に取り組み、結果を出す。
中日スポーツ