森田 想さんが冬休みにしたいこと「韓国ドラマに熱中~2024~」
年末年始の長い連休がスタート。せっかくだから“いい休みを過ごせたな”と思えるアイディアが知りたい。色んなジャンルのモノやコトに詳しいあの人の冬休みの過ごし方は?俳優の森田 想さんが薦めるのはこんなこと。
「韓国ドラマに熱中~2024~」
あっという間に冬が訪れ、いささか慌てん坊なサンタクロースとお店たちが街中を早めにクリスマス色にしている、かと思えばヘビの置物やしめ縄がスーパーに並んだり、年末年始に向けてイベントが渋滞中。冬は夕方にかけて部屋に差し込む陽が一層綺麗になるので、私は休日を家の中で満喫しがち。ぼーっとしていたら、何と今年も思いの丈を語る機会をいただけました。 寒くてベッドからも家からも出られないそこの貴方、もはや私へ。あたたかい韓ドラ湯に浸かる機会が来ましたよ!クリスマスはおひとりさま上等!でもドラマを観てる間ぐらいは恋愛要素を感じたい、そんなテーマで3作品選んでみました。
『損するのは嫌だから』
これぞ!韓国王道ど真ん中なラブコメが爽快にカムバック。ザ・インディペンデント!でクールな雰囲気抜群、しかしラブコメをピカイチに仕上げる職人シン・ミナ(ソン・へヨン役)が主演。結婚すれば得をする会社の制度、男性だけが出世しやすい社会にNOを掲げ「私だけが損をするなんてありえない!」の負けん気な行動力に巻き込まれるコンビニ店員は爆イケ貴公子キム・ヨンデ(キム・ジウク役)。最初は冴えない設定ですがあり得ません、どう考えても分かる国宝級。 全12話なので話がトントン進みますが、恋愛要素だけに頼らない脚本に、違和感やキャラのブレがない。キャスト陣が揃いも揃ってコメディ力が高いことが、勝因ではないでしょうか。会話のテンポや画面端に映るリアクション等でセンスがキラリ。 推しポイントとしては、主人公が良い意味で自分本位なところ。遠慮しがちで弱気、の真逆を嫌味なく、もちろん根っこにある愛情深さがあるからこそ周りに頼られる姿も韓ドラのヒロインとして逞しく、元気が出る。そんなヘヨンとジウクの関係はフラット(?)に始まるも、ジウクの視線…ジウクの優しさ…(ジウクの笑顔、変化してない?)とまるでリアリティーショーを見ているかの如く翻弄されます。愛情を言葉でストレートパンチしてくるひたむき加減に卒倒。立ち直れないほどの胸キュン注意報が後半にかけて大量発生。レジェンド台詞は「マラゴイッチャナ」(意味は本編を観てのお楽しみ!)これ気をつけてください。気付け薬とか、必要ですよ。ちなみにほぼ夢小説のような番外編、「社長のお品書き」も必見です。2024年にまだ観られる王道、人生捨てたもんじゃありません。 視聴方法_Amazonプライムビデオで配信中