日本代表、バーレーン代表戦予想スタメン全選手紹介。中国戦からの変更とは?
MF:遠藤航 生年月日:1993年2月9日(31歳) 所属クラブ:リバプール(イングランド) 24/25リーグ戦成績:1試合0得点 日本代表通算成績:63試合4得点 日本代表のキャプテンは、最終予選の初戦でファーストゴールを挙げた。178cmという体躯でありながら、遠藤航はプレミアリーグでも空中戦における強さやポジショニングの巧みさを見せている。 本来のタスクである守備でも光るプレーを見せ、中国戦前半のネガティブトランジションからの見事なボール奪取は流石の一言だった。今回も日本のピンチは少ないかもしれないが、稀なチャンスをものにして勝ち点「3」を獲得したのがバーレーンだ。遠藤の集中力の高さ、危機察知能力はチームにポジティブな影響をもたらすだろう。 3バックを考える上でも、ボランチの位置から下りてきて最終ラインをサポートするキャプテンの存在は心強い。
MF:守田英正 生年月日:1995年5月10日(29歳) 所属クラブ:スポルティングCP(ポルトガル) 24/25リーグ戦成績:4試合0得点 日本代表通算成績:35試合3ゴール もはやチームの舵取り役と言っても過言ではない活躍を続ける守田英正。5日の中国戦でも中盤でタッグを組む遠藤航と縦関係を構築し、相手の隙を見て積極的にゴール前に顔を出した。 それに加え、データサイト『FotMob』によれば守田はアタッキングサードへ14本ものパスを供給した。本来のパサーとしての役割を果たした上で、フィニッシャーとしても躍動。得点に直接関与することはなかったが、七面六臂の活躍を見せた。 中国同様にバーレーンも引いて守ることが予想され、守田の攻め上がりが相手守備陣に亀裂を生む可能性は十分にあり得るだろう。
ST:鎌田大地 生年月日:1996年8月5日(28歳) 所属クラブ:クリスタル・パレス(イングランド) 24/25リーグ戦成績:3試合0得点 日本代表通算成績:33試合7得点 オーストラリア代表との戦いを見る限り、バーレーンは中国以上にサイドへのケアを重要視する可能性がある。基本形は4-4-2だが、自陣にボールが入ってきたときにはボランチの2人がDFラインに吸収されて6バックを形成していた。 サイドのポケットとゴール前は固く閉ざされていたが、その分バーレーン側のアタッキングサード~バイタルエリアは手薄だった。そのポジションで違いを作れる選手こそ鎌田大地である。今年5月、ラツィオ所属時にセリエAのインテル戦でペナルティエリアの外からゴールを奪い、クリスタル・パレスに移籍した今季もチェルシーを相手に惜しいミドルシュートを放っている。 また、鎌田はチャンスメイクにも長けており、相手の注意が自身に向いたときには周囲の選手を使うこともでき、右の伊東純也や後方の守田英正とのコンビネーションにも注目が集まる。中国戦では久保建英が躍動しただけに、鎌田も負けられない。