日本代表、バーレーン代表戦予想スタメン全選手紹介。中国戦からの変更とは?
WB:伊東純也 生年月日:1993年3月9日(31歳) 所属クラブ:スタッド・ランス(フランス) 24/25リーグ戦成績:3試合1得点 日本代表通算成績:54試合14得点 7か月ぶりに代表復帰した伊東純也は、5日の最終予選第1節で63分からピッチに立った。日本が誇る快速ウインガーはこの試合で1ゴール2アシストを記録。わずか30分の間にしっかり結果を残し、その比類なき攻撃センスを改めて知らしめた。 相手チームの戦い方を考えると、バーレーン戦ではスタートからの起用が見込まれる。FIFAランキング80位(9月9日現在)のチームは、先のオーストラリア代表戦で基本形4-4-2を採用。守備時には6バックのような布陣を形成し、ゴール前と左右のポケットへの侵入を死守した。 この戦い方は日本戦でも徹底してくると見られ、そのような時にこそ個人で打開できるウインガーのクオリティが求められる。たとえ伊東や三笘薫が突破できなくとも、相手が左右のアタッカーに人数をかけてくれば中央が手薄になり、それがチャンスメイクの糸口になるはず。計5得点が生まれた中国戦の後半がまさしくそのような展開であり、そういった意味でもWBの力は重要となってきそうだ。
WB:三笘薫 生年月日:1997年5月20日(27歳) 所属クラブ:ブライトン(イングランド) 24/25リーグ戦成績:3試合1得点 日本代表通算成績:21試合8得点 中国戦で左ウイングバックとして起用された三笘薫は、引き続き同じポジションに入ると見られる。オーストラリア代表との一戦から判断すると、バーレーンは中国よりも徹底して守備を固めてくるだろう。ボールポゼッションは捨てて、時に6バックを敷いて格上のオーストラリアの攻撃を凌いでいた。 三笘と伊東純也というワールドクラスのウインガーを抱える日本は、真っ向から立ち向かっても堅守を崩せるかもしれない。仮に突破できなくとも、相手の重心が後ろに下げればバイタルエリアが空く。オーストラリアとの一戦で、バーレーンの守備陣は度々ペナルティエリア付近のスペースを明け渡していた。 たとえ得点シーンに関与しなくとも、日本の両ウイングは存在そのものが相手に脅威を与えるだろう。