厳しい残暑と急な雨や雷雨に注意 台風13号は3連休に沖縄付近へ 2週間天気
この先、関東から九州は晴れる日が多く残暑が厳しいでしょう。ただ、急な雨や雷雨に注意が必要です。台風13号は14日からの3連休に沖縄付近に接近する見込み。2週目以降も台風や熱帯低気圧の発生や動向に注意が必要です。
12日~18日の天気
この先一週間、北海道や東海から九州を中心に晴れマークが多くなっています。14日からの3連休も晴れますが、所々で雨や雷雨となりそうです。お出かけの際は、念のため、天気の急変にご注意ください。 東北は12日から14日にかけて前線が停滞するため、曇りや雨となりそうです。関東も14日は雨が降るでしょう。15日以降は晴れますが、急な雨や雷雨に注意が必要です。 沖縄は曇りや雨の日が多いでしょう。今日11日午前9時現在、台風13号がマリアナ諸島を西北西に進んでいます。このまま西よりに北上し、14日頃に沖縄に接近する恐れがあります。3連休、沖縄方面にお出かけを予定されている方は、最新の情報を確認してください。 この一週間、最高気温は、平年を大幅に上回る所が多いでしょう。特に、大阪や九州など、連日のように最高気温が35℃以上の猛暑日になるなど、東海から九州は猛烈な暑さが続く所が多い見込みです。この先も、熱中症対策が欠かせないでしょう。
19日~24日の天気
2週目、19日以降、北海道は晴れる日が続きますが、東北や関東、東海、近畿は連日、曇りや雨が続きそうです。九州は晴れる日が多いものの、20日は曇りや雨となるでしょう。沖縄は23日にかけて曇りや雨が続く見込みです。この期間、関東から九州の最高気温は30℃前後で、この頃になるとようやく猛暑は落ち着きそうです。 9月から10月にかけても台風シーズンが続きます。今後も新たな台風や熱帯低気圧が発生し、日本付近に影響をもたらす可能性があり、さらに秋雨前線が停滞すると、前線の活動を活発にして大雨となる恐れもあります。過去には伊勢湾台風や令和元年房総半島台風など甚大な被害をもたらした台風は9月に発生していることが多くなっています。今後も台風や熱帯低気圧の発生や動向にご注意ください。
日本気象協会 本社 小野 聡子