ピックフォード、PK阻止成功の切り札は“カンペボトル”と“変顔”!? ハーランドはPKを失敗
公式戦5戦未勝利に
プレミアリーグ第18節、マンチェスター・シティとエヴァートンの一戦は1-1のドローに終わった。前半14分にベルナルド・シウバが先制点を挙げるが、36分にイリマン・エンディアイエが試合を振り出しに戻す。シティは追加点を挙げることができず、これで公式戦5戦未勝利。直近13試合では1勝3分9敗と泥沼に入り込んだままだ。 [画像]ハーランドを威嚇したピックフォードの“変顔”がこちら 決勝点を挙げる絶好のチャンスもあった。50分にサヴィーニョがボックス内で倒され、PKを獲得したシーンだ。しかしキッカーのアーリング・ハーランドはこれをミスし、こぼれ球からヘディングで押し込むもオフサイド。シティは勝利を逃した。 注目されたのはピックフォードの行動だ。ピックフォードはまずゴール脇に置いてあるボトルを確認。これにはシティのキッカーがどういうキックをする傾向にあるかが書いてあったようだ。そしてキックの直前、ピックフォードは顔をしかめ、舌をベロリと出した“変顔”でハーランドを威嚇する。これは今夏のEURO2024、イングランド代表とスイス代表とのPK戦でも見られた行動だ。 PK戦は駆け引きであり、こういった行動がキッカーやキーパー自身の精神状態に影響を及ぼす。今回の対決はデータと心理戦で揺さぶったピックフォードの勝利となった。
構成/ザ・ワールド編集部