財政難のバルセロナに衝撃走る…シーズン後半戦を前にダニ・オルモを選手登録できず。裁判所が訴えを棄却
バルセロナのダニ・オルモの選手登録に関する訴えを裁判所が棄却した。 2024年夏の移籍市場でRBライプツィヒから6000万ユーロ(約99億円)の移籍金でバルセロナに加入したオルモ。公式戦15試合で6ゴール1アシストと、シーズン序盤で絶好調だったチームを支えてきた選手だが、シーズン後半戦を前に選手登録の問題に揺れている。 財政難に苦しむバルセロナは、ラ・リーガのサラリーキャップを超過しており、シーズン後半戦からオルモに加え、パウ・ビクトルの選手登録が不可能に。シーズン前半戦はアンドレアス・クリステンセンの長期離脱で登録が可能だったが、同選手が復帰に近づいており、ナイキとの大型契約締結でもサラリーキャップの問題を解決できず。これを受け、先日に暫定的に選手登録を実現させるために裁判を起こしていた。 そして27日、バルセロナ第10商業裁判所は、バルセロナの訴えを棄却することを決定。ただし、スペイン『ムンド・デポルティーボ』によると、クラブはこの決定を不服として今度は判事裁判所に訴えを起こす準備をしており、30日にヒアリングが行われるようだ。 なお、仮にオルモの選手登録が認められなければ、同選手は来年1月の移籍市場でフリートランスファーで新天地を求める可能性がある。