通天閣「干支の引き継ぎ式」中止 60年以上続く行事も社長「苦渋の決断」
ダジャレの口上を考えていても全部「コロナ」
そんな中、60年以上続けてきた、恒例の干支の引き継ぎ式の中止も決断した。 高井社長は「昭和31年から今年で65回目を迎えるかなと思ったけど、残念です。代々続いてきたものですから」と寂しい表情で語る。しかし「ダジャレの口上を考えていても、全部『コロナ』『コロナ』しか浮かんでこなくて、正直、気乗りもしていなかったのもあるので」と苦笑を浮かべる。
4日からの営業については営業時間短縮で様子見
4日からの営業については、大阪府から休業要請は出ていないため、営業時間短縮で様子を見ていくという高井社長。「できる限りの対策はしているものの、今は耐える時期かなと。また『コロナ明け』が絶対あると思うので、それに向けての準備をさせていただければと思っています」と笑顔で話してくれた。