【実食不可避】“カニ”を丸ごと挟むという奇跡。フレッシュネスバーガー新作「シンガポールチリクラブバーガー」がいい意味でヤバい
コチラ。マジでカニ入ってるよ……。カニが丸ごとバンズに挟まれちゃってるよ……。 使用しているカニはソフトシェルクラブ。脱皮したてのカニなので甲羅が柔らかく、そのまま殻ごと食べられるのが特徴だ。それ以外にもスクランブルエッグ、パプリカ、スライスオニオンなども挟まれている。
それではいよいよいただきましょう。ガブリ……。
……ウマッ……。やっぱりウマい……。案の定ウマい。マジでチリクラブ感がしっかり再現されている! ソフトシェルクラブはめっちゃ香ばしくてサックサク。だけど中身はふわふわで、噛むたびにジュワ~ッと旨みが溢れ出す。殻ごと食べられるので、カニの風味がとにかく濃厚に感じられる。スイートトマトチリソースは辛味と甘み、そして酸味が際立っており、ニンニクやショウガのフレーバーも力強く主張。シャキッとしたパプリカもいいアクセントになっている。これなら暑さで食欲がないような日でも食欲が掻き立てられるに違いない。 食べるポイントによって味が違うのもソフトシェルクラブの面白いところだ。手足部分はクリスピー感や香ばしさが際立っているが、ボディのほうはふっくらした身が楽しめるし、カニ味噌部分に当たったときは「キタコレ!!」とテンションが跳ね上がる。食べる手が止まらない。 一説によると、ソフトシェルクラブはフレッシュネスバーガーの商品開発担当者が前々から食材として目をつけていたらしい。目の付け所がいい意味でヤバいが、満を持して発表した商品の仕上がりは見事というほかない。
ちなみに、フレッシュネスバーガーには「ワールドスパイス」が常備されており、「シンガポールチリクラブバーガー」にはシラチャーソースとカレーパウダーがとにかくよく合う。
シラチャーソースはニンニクの旨みと唐辛子の辛みが強烈で、系統的には「シンガポールチリクラブバーガー」にかかっているスイートトマトチリソースに近いので、味変というよりは、どちらかというとさらにパンチを加えてくれるイメージである。
一方のカレーパウダーはしっかりと味変できるタイプで、ひとふりするだけでプーパッポンカリー(カニと卵のカレー炒め)を彷彿させる味わいに激変。これはこれでめっちゃウマいぞ……。来年、「シンガポールチリクラブバーガー~プーパッポンカリー~」も開発する可能性あるぞコレ。あっ、プーパッポンカリーはタイ料理だから商品名的に無理か。 「シンガポールチリクラブバーガー~スイートチリトマトソース~」の販売期間は6月12日から7月16日まで。初夏にピッタリなこの激アツバーガーで、ホットな夏を迎えよう。
猿川佑