厳しい暑さが消費活動に影響 “猛暑割”や“夏セール”、宅配ピザは売れ行き好調
日テレNEWS NNN
19日、東京都心は猛暑日に迫る暑さとなりました。この暑さが消費活動にも影響を及ぼしています。なぜか“熱い商品”が売れているんです。 ◇ 記者(東京・上野、19日午後5時ごろ) 「上野公園で行われている夏祭りの会場です。屋台がずらっと並び、その目の前では訪れた人たちが屋台グルメを楽しんでいます」
東京・上野で夏祭り(『うえの夏まつり2024』※8月12日まで)が開催されていた19日、東京都心で猛暑日一歩手前の最高気温34.5℃を観測。木陰で涼む人もいれば、炎天下で牛タンを食べるカップルも…。 牛タンを食べるカップル 「暑いからスタミナつけようと」 梅雨が明け、いよいよ夏本番です。 ◇ 最高気温36.8℃、猛暑日となった、さいたま市にある食品ディスカウントストア「マルヤス 大宮宮原店」。普段は混雑するというお昼時も、19日は閑散としていました。 店員 「猛暑の日は少ないかも。みんな出たくないんですかね」 暑い中やってきたお客さんが手にするのは… ──アイス買いたいですか? お客さん 「買いたいです」 ──何を買いましたか? お客さん 「そばと水。暑いと出たくない」 外に出るのも嫌になる暑さ。ですが、ここでは暑ければ暑いほど、お得に買い物できるんです。
この店で実施しているのは「猛暑割」。予想最高気温が35℃だと5%、そこから1℃上がるごとに、さらに1%安くなる割引です。(※最大10%) お客さん 「いいですね。暑くても行こうかなという気持ちになる」 それでも外に出ると、やっぱり… ──どうですか、出てみて? お客さん 「暑いです」
外出を控えるよう呼びかけられる今年の夏。宅配ピザ店ではデリバリーの注文が増加。 記者(東京・文京区、19日) 「お昼時で、店内大忙しです」 暑い日は、巣ごもり需要が高いといいます。 ナポリの窯文京店 木村和希店長 「通常の日と比べると1.5倍から2倍ぐらい注文いただく。暑いと」 デリバリーを利用したお客さんに理由を聞いてみても…