長生きの秘訣は「なんでも食べること」 106歳の北沢美意子さんを祝う【長野・諏訪市】
諏訪市に住むこちらの女性は106歳です。敬老の日を前に市長が自宅を訪問し長寿を祝いました。長寿の秘訣と、106年で最も印象に残っている出来事とは。 諏訪市内最高齢の北沢美意子さんは1918年、大正7年生まれ。今年106歳になりました。 金子ゆかり市長からお祝いの賞状と記念品を受け取りました。 ■北沢美意子さん(106) 「もう私106歳ですか。まあ、あきれた」 ■金子ゆかり市長 「諏訪市のみんなからです。最高齢の美意子さんに敬意を表して」 長寿の秘訣を尋ねると… ■金子ゆかり市長 「長生きの秘訣は何ですか?」 ■北沢美意子さん(106) 「何でも食べます。何でもおいしいです。辛いものは食べません」 毎日の牛乳と野菜をよく食べること。100歳ごろまでは畑仕事も続けていたそうです。 加えてもう一つ。 ■北沢美意子さん(106) 「みんなが大事にしてくれてね。人とはけんかしたことありません」 岡谷市で生まれた北沢さん。5人の子どもを生み孫は7人・ひ孫は8人いるそうです。 106年生きてきた中で一番思い出に残っているのは101年前に起きた関東大震災。 当時は6歳でした。 ■北沢美意子さん(106) 「地震がきてね。子どもながらにびっくりした。とても揺れてね。それは忘れられない」「こんなに来てくれて。私お茶も出ないで」 ■金子ゆかり市長 「あと14年生きる120歳になりますから」 ■北沢美意子さん(106) 「まああきれた…みなさんのお世話になる」 諏訪市によりますと市内の100歳以上は50人で、そのうち男性は5人、女性は45人ということです。