京都・西院にひっそり佇む寿司居酒屋。握りランチは圧巻の1,300円~、夜は馬刺しも用意!
烏丸仏光寺にあった「びすとろ 希味」と系列店「創作料理とおすし 希味」にもいらっしゃったとのこと。2021年に惜しまれつつ閉店した、超コスパの良いレジェンド店です。私も大好きでした。
夜のメニューでオススメはありますか?と聞きましたら例によって「うーん(10秒ぐらい)……。ないです」とのことでしたので、こちらで目についた食べたいものを出していただきました。まずは、海老フライから。
おお~でかいですね! なんでも13/15サイズという大きさだそうで、以前ジャンボエビの取材をしたことがある私は、それがどのくらいBIGなのかがわかります! 一番でっかいサイズの下ぐらいです。しかも刺身で出せるぐらいの鮮度の良さだとか。 衣の厚さでデカいのではなく海老がパンパンに詰まっています。揚げたてをいただくとカリッと絶妙な歯応え。
猫田さん「タルタルも自家製。しかし本来なら刻みピクルスを加えて作るのですが、この日は切らしてしまったそうです。本当に忙しかったのですね~!」
魚だけでなく鶏や馬(!)も自慢
次は京赤地どりのもも焼です。実はこの地鶏ブランド、おいそれと手に入る銘柄ではなく、修業した焼き鳥店のルートがあるから特別に仕入れられるのだとか。
グリルでじっくりと余計な脂を落としながら、旨みを閉じ込めつつ10分ほど焼き上げます。 特筆すべきは「馬刺し」です。京都の居酒屋で馬刺しを出すのも珍しいですが、別に安藤さんが熊本出身なのではなく「知人に連れて行ってもらったのが熊本食材を使った居酒屋で。あまりにもおいしかったのでここから仕入れています」とのこと。
しかもさほど遠くない、西院の「ひごつ堂」という熊本居酒屋です。「店頭でも馬刺しを販売しているので、行ってみてください!」とオススメされました。自分のお店よりも他のお店を宣伝するなんて、綺麗な心の持ち主ですね!
ちなみに馬刺し3種盛り合わせは「赤身」「タテガミ」「フタエゴ」。赤身はよく聞きますが、タテガミ、フタエゴは希少な部位ですね。首の皮下脂肪にあたるタテガミは、コリコリした食感で脂身とはまた違ったまろやかさがあります。