「とても特別な体験でした」 ロシア人大学生が初めての日本を満喫 「歴史の一部になったような気持ち」を味わえたワケ
旅の醍醐味は、その土地ならではの文化に触れること。日本を訪れる外国人観光客も、さまざまな日本ならではのものを楽しんでいるようです。家族とともに日本を訪れたロシア人女性は、母国と異なる日本の文化や街並みを満喫しました。いったい、どんな体験をしたのでしょうか。 【写真】ロシア人大学生が日本で「昔ながらの街並み」を散策 全身ショットも 実際の写真 ◇ ◇ ◇
1年ぶりの家族団らんで初訪日
現在、カナダの大学へ留学中という、ロシア出身のエリーナさん。ロシアで暮らす両親と1年ぶりに再会し、初めての日本を家族で楽しんでいます。 「いつか家族みんなで日本を訪れたいと思っていました。今回の旅行が実現して、うれしいです」 2週間の滞在で、宮古島や金沢など日本各地をめぐっているそう。ご当地グルメを堪能し、沖縄では宮古そばやゴーヤー、海ブドウが気に入ったと笑顔で話します。 そんなエリーナさんは、日本の食べ物だけでなく、金沢で日本ならではの素敵な体験ができたと振り返ります。 「着物をレンタルして、昔ながらの街並みを歩きながら写真を撮りました」 京都や鎌倉、金沢といった古い街並みが残る人気の観光地には、和装で街歩きを楽しめるよう、着物や浴衣などをレンタルできる店があることも。着付けをしてくれるため、外国人にも大人気です。 エリーナさんは、和の趣を感じる金沢の人気スポット・ひがし茶屋街を散策。「とても特別な体験でした」と、目を輝かせます。 「着物を着て街を歩くと、周囲の風景に溶け込むような感覚がありました。石畳の道や歴史的な建物が続いていて、まるで時代劇の中にいるような気分に。しだれ柳の木の下で写真を撮ったときは、日本の歴史の一部になったような気持ちになったんです。金沢は静かで、時間がゆっくり流れているように感じました」 ただ街を眺めるだけではなく、伝統的な装いをすることで、より深く日本の歴史や文化に触れることができたと語るエリーナさん。家族とともに、日本で素敵な思い出ができたようです。
Hint-Pot編集部