特定小型原付の性能等確認制度、国交省が不適合モデルを公表。抜取検査で新たに6車種を追加
保安基準不適合モデルに乗ると罰則が課される可能性も
電動キックボードなど特定小型原付を購入する際、保安基準を満たしたモデルを選ぶには、基本的には性能等確認済みであるかを確認すれば問題ない。 ただ、今回不適合が公表された車両の中には性能等確認済みモデルも含まれており、性能等確認を受けた製品であっても製造ロットによっては保安基準を満たさないものが販売されているということがある、という点には注意が必要だ。 特定小型原付は免許不要で気軽に乗れる電動モビリティだが、法律上はあくまでも車両。保安基準を満たさないモデルに乗っているだけでも、道路運送車両法の規定によりユーザー側が「3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金」が課されることになる。 市場抜取検査の結果は半年に一度(6月・12月)情報が更新されるので、性能等確認済みモデルを所有するオーナーも国土交通省の該当ページで最新情報を確認し、乗る前には日常点検で灯火類やブレーキなど保安部品に問題がないかをチェックしてから利用しよう。