【24日(日)の天気】雨・雪エリア縮小 太平洋側は紅葉狩り日和 風弱まっても空気冷たい
今月は度々、冬型の気圧配置になっているものの、すぐにゆるんでいる。きのう(土)からの冬型の気圧配置も長続きはせず、きょう24日(日)、次第にゆるみそうだ。雨や雪のエリアは縮小し、西から冷たい北よりの風も弱まってくる見込み。ただ、上空の寒気の影響は残るため、昼間でも空気は冷たく感じられそうだ。週後半にかけては、気温の変動に注意が必要になる。
雨や雪エリア縮小 太平洋側は晴天・乾燥
きょう(日)は、日本海側の冷たい雨や雪のエリアも段々と縮小しそうだ。ただ遅い所では、夜まで雨の残る所があり、標高の高い山や東北北部では平地でも雪がまじる見込み。北海道もオホーツク海側を中心に夜まで雪の残る所がありそうだ。札幌などでは再び、まとまった雪が積もっている。雪の積もっている地域では、路面の凍結などに注意したい。 一方、太平洋側は広い範囲で晴れて、お出かけ日和・紅葉狩り日和になりそうだ。空気が乾くため、お肌の乾燥や火の取り扱いには気をつけたい。東海は、ごく狭い範囲だがにわか雨の可能性があるため、念のため空模様に注意したい。
空気冷たく 寒さ対策必要
きのう(土)吹いていた冷たい北よりの風は、西・東日本を中心に収まってくる見込み。ただ、最高気温はきのうと同じか2℃前後低く、関東から西で15℃前後、北陸や東北では10℃くらい、北海道は5℃前後になる予想。東京都心は14℃と、平年(15℃くらい)より少し低くなりそうだ。日中も空気は冷たく感じられるかもしれない。 けさは寒気や放射冷却が効いたため、西・東日本を中心に今季一番の冷え込みが続出しているが、夜もけさと同じように底冷えしそうだ。紅葉のライトアップやイルミネーションなどを観に行く場合は、しっかりと足元から暖かくして楽しみたい。
次に冬型の気圧配置になるのは、週の後半で西周りに寒気が流れ込む見通し。秋と冬の間を行ったり来たりして、気温のアップダウンが大きくなりそうだ。体調管理を徹底したい。 (気象予報士:丸田絵里子)