大阪府・吉村知事が定例会見7月1日(全文2)2年たったらつぶすのが前提
スターゲイトホテルが9月で閉館に。受け止めを
朝日放送テレビ:ABCの内田です。発表項目じゃないのですが、関西空港の近くのゲートタワービルの中にある、スターゲイトホテルが9月で閉館を決めたそうで、これから入国制限を緩和されていく中で、インバウンド客に人気だったホテルが閉館を決めたことについて受け止めをお願いします。 吉村:それは今、初めて聞きましたけども、やはり大きな経済的なダメージを受けている、そういうことだと思います。関空も視察しましたけど、今、関空自体が8割減ですから、ほとんどしかも国内です。ですのである意味関空と対岸にある、泉佐野の今日も千代松市長といろいろ話しましたけど、対岸にある、関空が回っていることを前提にする経済っていうのが非常に強い影響を受けているという状況だと思います。 なんとかそういう意味で感染症対策も非常に重要ですけども、一方でそういった経済を回さないということになれば、それによって企業が倒産し、人が職を失うということも同時に起きてきますので、感染症対策をきちんと取りながらも経済活動を復活させていくということが非常に重要だなというふうに、あらためて思います。 たぶんこれからいろんな企業が倒産っていうニュースも、日に日に入ってきていますけども、どんどん増えてくるだろうと。やはり全ての事業を止める、緊急事態宣言で全ての事業を止めて、ある意味空港も止めるということが、そこを主に仕事をされている方にとっては本当に死活問題だということだと思います。なので感染症対策をしっかりと取りながらも経済活動はなんとか動かしていくということをやりたいと思います。 関空についてはできるだけ早く水際対策を整えるということが重要だと思っています。かといって水際対策を緩めれば、どんどんまた感染者が入ってきて、そして感染爆発したら経済もさらに大きなダメージを受けますから。非常に難しいかじ取りですけども、空港については水際対策を強化する。強化っていうのは受け入れ能力も高めるという意味で。そういう意味で、僕は唾液の検査、高精度の抗原検査、入国の質問票はICT化すべきっていうのは訴えていますが、そういう意味での処理能力も含めた検査能力を高めていくことによって空港利用者を増やしていく。それが増えてきたら関空の対岸にある泉佐野もそうですし、大阪の経済にもやっぱりプラスに働いてくると。早く検査体制を強化しながら経済を動かしていくということをやっていく必要があるんじゃないかというふうに思います。 司会:次のご質問をお願いします。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見7月1日 全文2に続く