新車のトヨタ「フォーチュナー」で連覇を狙う!「アジアクロスカントリーラリー」の昨年王者が乘るマシンはインドネシアでシェイクダウン
TOYOTA Gazoo Racing INDONESIAから参戦
2023年のAXCRでは、それまではTakuma-GPという青木拓磨のチームからの参戦でしたが、TOYOTA Gazoo Racing INDONESIA(TGRインドネシア)からの参戦となりました。プライベート・チームながら3台体制を取っており、3台とも速いドライバーで構成されていました。その中で無事に青木選手は優勝を手にしたわけですが、今回もそのラインアップは変わりません。 ゼッケン101をつける青木選手のマシンには、コ・ドライバーにはイティポン・シマラック選手とソンウット・ダンピパットラコーン選手(ともにタイ)が乗り込みます。102号車には2023年準優勝のトゥバグス・アディ・モレンシャディ選手(インドネシア)とジャトゥポーン・ブラキッパチャイ選手(タイ)、そして塙 郁夫/染宮弘和組は115号車という布陣となります。 ちなみに青木号については2023年の車両を使用するのではなく、今回新車を投入することとなりました。その新車を製作するのは、日本ではなく、チームの本拠地のあるインドネシア。チームスタッフは何度かインドネシアに通って実際の車両のシェイクダウンを行っています。 青木選手は参戦に向けて、次のようにコメントしました。 「T1Dクラスで総合優勝したので、今回は市販車クラスであるT2A-Dクラスに参戦します。昨年トゥバグス選手がT2で総合2位でしたから、それを上回る結果を目指します」 第29回アジアクロスカントリーラリーは2024年8月11日(日)にタイ南部のスラタニでスタートセレモニーが行われ、17日(土)の北部のカンチャナブリのゴールまで、7日間で約2000kmを走破することになります。
青山義明(AOYAMA Yoshiaki)