ヤンマーが投入、「超小旋回ミニショベル」新製品の性能
ヤンマー建機(福岡県筑後市、工藤龍社長)は、電子制御油圧システムを搭載した超小旋回ミニショベルの新製品を発売した。バケット容量が0・077立方メートルの型式「B3-7」と0・11立方メートルの型式「B4-7」の2型式で、従来機より低燃費で操作性を高めた。両型式で年間1200台の販売を目指す。 電子制御のジョイスティックを採用し、燃料系統を細かく制御できる。油圧のロスが少なく燃料消費量を抑えられるほか、従来機より掘削力を向上させ、浄化槽や配管の埋設工事に適している。 B3-7のクレーン仕様は3トン未満のため、3トンのダンプトラックで積載でき、狭小地の現場への輸送を可能にした。消費税込みの価格はB3-7が803万円、B4-7が898万400円。