マドリーのエムバペはパリSG時代の1%以下――またPK失敗後に飛んだ過激発言。アンチェロッティ監督の考えは?
「彼はベストのレベルにはない。ただ…」
キリアン・エムバペの本領発揮が待たれる。実力を100%出せていないことは確かだ。 【動画】明らかに自信なさげ? エムバペの痛恨PK失敗 現地時間12月4日に開催されたラ・リーガ第19節で、カルロ・アンチェロッティ監督が率いる2位のレアル・マドリーは、4位のアスレティック・ビルバオと敵地で対戦。1-2で接戦を落とした。痛恨だったのが、エムバペのミスだ。 53分に先制を許したマドリーは、69分にPKを獲得。同点のビッグチャンスを迎えるも、エムバペのキックはGKフレン・アギレサバラに完全に読まれ、モノにできず。今季にパリ・サンジェルマンから加入した新エースは、11月27日のリバプール戦(0-2)に続き、またしてもPK失敗となった。 それでも78分にジュード・ベリンガムのリーグ戦4試合連続ゴールで追いついたが、80分に勝ち越し点を被弾。首位バルセロナとの勝点差を縮めることはできなかった。 『EUROSPORT』などによれば、試合後に記者から「エムバペの力はパリ・サンジェルマン時代の1%にも満たなかった」という過激な声が飛んだ。これに対し、アンチェロッティ監督は「1%よりもっと上だ」と反論。そのうえで、次のように語った。 「彼はベストのレベルにはない。ただ、適応するために時間を与えなければならない。すでに(公式戦)10ゴールを挙げているし、改善するために努力している。 PKを理由にあれこれ言う必要はない。成功もあれば、失敗もある。明らかに彼は悲しんでいるし、失望している。だが、我々は継続しなければならない。ヴィニシウスは普段から多くのPKを蹴っていて、そのどれもが良いものだ。PKを蹴るのは3人、エムバペ、ベリンガム、そしてヴィニシウスだ」 フランス代表のキャプテンは、6年連続でリーグ・アン得点王に輝いたパリSG時代を超える、120%のパフォーマンスを披露できるか。スペインでも伝説級の活躍を期待したい。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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