奈良の小さな村がアートに溢れる4日間、全36組参加の周遊型イベント
奈良県東部の自然溢れる「東吉野村」で11月1日より、36組のクリエイターによる周遊型のアートイベントが開催される。 【写真】陶芸作品などもスタンバイ 人口約1500人の「東吉野村」では近年、国内外から多くのクリエイターが移住し、新たな創造の拠点として注目を集めている。同イベントでは村在住のクリエイターの工房&アトリエを解放し、作品展示やインスタレーションを実施。作品の鑑賞・購入だけでなく、クリエイター自身による解説も醍醐味となっている。 なかでも今回の注目は、「ザ・コンランショップ」創業者のテレンス・コンラン氏の3代目にあたるフェリックス・コンランだ。デザイナーとして国際的に活躍する彼は、2024年にイギリスから東吉野へ活動拠点を移し、新たな家具・建築のデザインプロジェクトをスタート。今回、東吉野にインスパイアを受けた新プロジェクトがお披露目される。 そのほか、「ローカルデザイン」をテーマにしたガイドツアーなども実施。また村内にある2カ所の温泉は、自然に包まれながらリラックスした時間を過ごすのに最適で、秋の色彩豊かな風景とともに、アート&クラフト体験を楽しみたい。 「はじまりの東吉野オープンアトリエ2024」は11月1~4日、朝10時~夕方5時まで(会場により変動あり)。参加費は無料。