建築で巡る、銀座のブランドショップ 9選
ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店
2021年春、新たに生まれ変わった「ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店」。外装と設計を担当したのは、青木淳だ。一際目を引くオパール色に輝く建物は、波打つガラスに周囲の景色を映し、通りを行き交う人々を魅了している。そのインスピレーション源となったのは、クロード・モネの《ラ・グルヌイエール》の水面なのだとか。内装はピーター・マリノが手がけた。 ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店 東京都中央区銀座7-6-1
シャネル 銀座並木
1994年に日本で初めての路面店としてオープンした「シャネル 銀座並木」は、2017年に装い新たに生まれ変わった。並木通りとみゆき通りの角地に建つシャープな建物は、「シャネル」を象徴するブラックとホワイトのボックスをランダムに積み上げたイメージから。デザイン監修は、ブランドのコードを魅力的に表現することで有名な建築家、ピーター・マリノが担当。芸術を愛したマドモアゼル シャネルの理念を受け継ぎ、店内にはさまざまなアートピースが散りばめられている。 シャネル 銀座並木 東京都中央区銀座6-7-19
グッチ並木
並木通りに佇む「グッチ」の銀座2店目となる旗艦店。美しいガラスの箱の中には、凝った意匠のインテリアが広がっている。光が差し込みリラックス感あふれるモダンな空間構造に竹を用いた意匠が組み込まれ、フロアと壁面の素材も日本の伝統的な竹細工がインスピレーションソース。4階にはレストラン「グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ」があり、「グッチ」の世界観を総合的に味わえる場所になっている。 グッチ並木 東京都中央区銀座 6-6-12
ロロ・ピアーナ銀座店
カシミヤやビキューナなど、極上の素材を使ったアイテムで知られる「ロロ・ピアーナ」のフラッグシップストア。中央通りに面した波打つようなファサードは、青木淳がブランドの生地に触れたときの、柔らかな感触を視覚的に表現したもの。ファサードは建物よりも30mほど高く、空中に舞い上がる軽やかなファブリックのよう。