Meta、新取締役にUFCダナ・ホワイト氏
Metaは6日(米国時間)、3名の取締役を発表した。新たに就任するのは、総合格闘技UFCのCEOであるダナ・ホワイト氏と、投資会社Exorのジョン・エルカン氏、テクノロジー投資家のチャーリー・ソンハースト氏。 【この記事に関する別の画像を見る】 ダナ・ホワイト氏は、世界最大の総合格闘技団体UFCのCEOで、長年にわたり同団体の顔役となっている。また、ドナルド・トランプ次期米国大統領とも交流が深く、トランプ氏の支持者として知られる。 Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは、柔術や格闘技の愛好者としても知られ、Instagramなどに練習風景なども投稿している。なお、MetaがThreadsの立ち上げを計画していた2023年頃には、同じくトランプ氏の支持者で、X(当時のTwitter)のオーナーであるイーロン・マスク氏とSNS上で論争し、「ケージマッチ」をやるかどうかで盛り上がっていたことがあった(その後消滅)。 ザッカーバーグ氏は、ダナ・ホワイト氏について「UFCを世界で最も価値があり、最も成長し、最も人気の高いスポーツ企業のひとつに育て上げた。起業家として彼を尊敬しており、愛されるブランドを築き上げる能力に惹かれている」と言及。また、「ダナ、ジョン、チャーリーは、AI、ウェアラブル、そして人のつながりの未来という、我々が今後直面する大きな課題に取り組む上で、豊富な専門知識と見識をもたらしてくれるだろう」と述べている。Metaの取締役は13名となる。
Impress Watch,臼田勤哉