海外メディアは人種問題に抗議行動を起こした大坂なおみのストレスを懸念「精神をすり減らしエネルギーに衰え」
スポーツ専門局のユーロスポーツは、大坂の決勝進出を伝え、「大坂は人種不平等問題に対して立ち上がり、木曜日のプレーを一時止めた後、ベルギー選手(のメルテンス)と金曜日に対戦することを選んだ。大坂は、立ち上がりからスピーディーに第1セットを6-2で奪い、第2セットは接戦となったが、2度のグランドスラム勝者(の大坂)が最終的にタイブレークを7-6で競り勝った。この勝利で大坂は2020年で初の決勝進出となり、土曜日に好調のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦することになる」と報じた。 大坂は、試合後、「ストレスで前夜はあまり眠れなかった」と語っており、海外メディアは、大坂が起こした人種差別問題に対する抗議行動は、“テニスプレーヤー大坂“にとっては厳しいストレスにつながったという見方をしている。 決勝で対戦するアザレンカは、現在のランキングは59位だが、全豪オープンに2度優勝している元世界ランキング1位の強豪。週明けの31日(日本時間9月1日)に開幕する全米オープンを占う意味で絶好の相手になりそうだ。