オジサンの"萌え袖"は即刻退場! "あしなが"ならぬ"袖ながオジサン"はシンデレラストーリーではなく、通報モノのポリスストーリー
オバQのハカセや、おそ松さんの十四松ぐらいチャーミングなキャラクターだったらギリ許せますが、中年の小太りオヤジが"萌え袖"してたらマジモンでお粗末でしょうに……。 でも、その理由は単純明快。
コストと時間がかかるから。
もちろん、ビスポークやメイド・トゥ・メジャーのスーツを買えって話ではありません。あまり“高見え”というワードは使いたくありませんが、ファストファッションのセットアップでも袖丈をキチンするだけで印象はグッと変わります。 裏を返せば、いくらトップメゾンやハイブランドでも"萌え袖"だったらダサく見えるものです(もちろん意図的なデザインは除く)。
とにかく、オジサンだろうがZ世代だろうが、袖の長いジャケットは、やはりビジネスでは明確なNGスタイルとして分類されるので、少々コストを払ってでも今すぐお直ししたほうが吉です。
いわゆる『女性が一緒に歩きたくない男性のファッション』ではないけれども、"萌え袖"は『管理職が一緒に働きたくない男性のファッション』にランクイン間違いありません。ちなみに、女性はまず時計をチェックするようなので、ここでも"萌え袖"は評価マイナス。
余談ですが、冬場に"萌え袖"のフリース着用で料理すると着衣着火が起こりやすく、燃え袖になる恐れがあるので、あざとかわいい彼女や奥様がパートナーの方はくれぐれもご注意ください。 Text:FORZA STYLE