この丸餅と海老、見覚えがある…不倫発覚のきっかけは不倫相手がアップした雑煮の写真。「6000万円マンション」をペアローンで購入した〈40歳女性〉が正月早々疲弊したワケ【CFPの助言】
住宅ローンのペアローンとは
住宅ローンを組む際、片方の収入だけでは希望借入金額に達しない場合、配偶者の収入を合わせて申し込むことで希望する金額まで借りられる可能性があります。その方法には収入合算とペアローンがあり、収入合算の場合、契約者はあくまでも1人で収入を合算した側が相手の返済が難しくなった際に代わりに返済する義務を負います。 一方、ペアローンとは夫婦それぞれが一つずつの住宅ローン契約を結び、それぞれの持分を返済していく方法です。夫婦はそれぞれの連帯債務者になるため、どちらかの返済が難しくなった場合はもう1人が返済しなければなりません。 ペアローンのメリットは、それぞれが団信保険に加入でき、またそれぞれが住宅ローン控除の適用を受けられることです。
ペアローンを組んでいて離婚する場合の選択肢
夫婦でペアローンを組んでいた場合、離婚する際にはそのマンションをどうするかを話し合わなければなりません。 片方がローンを引き受ける 夫もしくは妻のどちらかがそのマンションに住み続け、住み続けるほうが相手のローンを引き受ける方法です。ただ、そのためには金融機関が承諾しなければならず、また引き受ける側の収入が高い場合に限られます。 もともと収入が少ないことからペアローンを組んだ経緯もあり、金融機関の承諾がなかなか得られないため、一般的にこの方法をとるのは難しいでしょう。 片方の名義で住宅ローンの借り換えを行う 家に残る側の名義で住宅ローンの借り換えを行うという選択肢もあります。ただし、借り換えのときには新規申し込みと同じように審査に通らなければなりません。住宅ローンの残高にもよりますが、片方の収入だけでは借りられない可能性があります。 売却する 思い切って売却する方法もあります。 しかし、この場合売却価格によっては問題になってしまいます。売却価格が住宅ローン残債よりも多ければ、問題ないのですが、売却価格が住宅ローン残債よりも低い場合、売却してもローンの支払いが残るため、売却できないのです。