【あの日のスタメン】原辰徳前監督のデビュー戦 1981年4月4日 サードではなくセカンドで出場
プロ野球・巨人の原辰徳前監督(以下、選手)のデビュー戦は1981年の4月4日、後楽園球場で行われた中日戦でした。 【動画】元祖若大将 ありがとう!原辰徳~夢の続き~ この時は、サードのレギュラーとして中畑清選手がいたため、セカンドでの出場となった原選手。1回、中日の谷沢健一選手のゴロをさばくなどいきなりの守備機会にも恵まれます。 打つ方では先発の三沢淳投手の前にセカンドフライとサードゴロに倒れます。しかし、6回、2番手の牛島和彦投手からトマソン選手がライトへのホームランを放つと、続く原選手は三遊間を抜けるヒットを放ちました。これがプロ初ヒットでした。 試合は3-1で巨人が勝利しています。 原選手はこの年、新人王に選ばれています。選手としては15シーズンをプレーし、通算1697試合に出場、通算打率は.279という数字。通算本塁打数は382、打点は1093という成績でした。83年にはMVP、ベストナインは5回、ゴールデングラブ賞は2回、正力賞は3回獲得するなど、球界を代表する選手として名を残しています。 ▽中日のスタメン 1(中)田尾安志 2(二)富田勝 3(一)谷沢健一 4(三)大島康徳 5(右)スパイクス 6(左)コージ 7(捕)木俣達彦 8(遊)田野倉利男 9(投)三沢淳 ▽1981年のセ・リーグ順位 1.巨人 2.広島 3.阪神 4.ヤクルト 5.中日 6.横浜