伝統の早慶戦は慶大の2連勝 主将本間颯太朗が同点打 清原正吾が進路に言及 「この先の進路に関しては明日以降、ちゃんと自分を見つめて考えたい」／東京六大学
東京六大学野球秋季リーグ最終週第2日（10日、早大1－2慶大、神宮）今秋5位が確定している慶大は早大に2－1で競り勝ち、伝統の早慶戦を2連勝で飾った。敗れた早大は勝ち点、勝率で明大と並び、12日に優勝決定戦を行うことになった。 【写真】スタンドから早慶戦をみつめる清原和博氏 1点を先制された慶大だったが、四回に3番・吉野が四球を選ぶと、続く4番・清原正吾内野手（4年）が二塁への内野安打でつなぎ、なおも2死一、二塁。6番の本間颯太朗主将（4年）がしぶとく右前に運び同点とする。 その後は両チーム膠着（こうちゃく）状態が続き、迎えた八回。1死一、三塁から2番・林の中犠飛で勝ち越し。九回は、9日の1回戦で完投した渡辺和が締め、意地と意地のぶつかり合いを制した。 今後の進路が注目される清原は試合後、「早大戦で2連勝することだけを考えて過ごしていた。この先の進路に関しては明日以降、ちゃんと自分を見つめて考えたい」とと言及した。
