2024年F1第24戦アブダビGP予選トップ10ドライバーコメントまとめ(1)
2024年F1第24戦アブダビGPの予選が行われ、6~10番手のドライバーが金曜日を振り返った。6~10番手のドライバーはピエール・ガスリー(アルピーヌ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、バルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)、セルジオ・ペレス(レッドブル)だ。 【写真】2024年F1第24戦アブダビGP ピエール・ガスリー(アルピーヌ) ■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング) 予選 10番手 Q3に新品(ソフト)タイヤを1セットしか残せなかったことが、痛手になったと思う。Q1で1セットを失ったのは、最初のラップが取り消されたからだ。そのために新しいタイヤで走行を始めたところ、最初のタイムが復活したと告げられた。そのせいで、残念ながらセッションが台無しになった。 僕たちは1ラップにわたって苦戦し、またしてもバランスがとても不安定な状態に陥っていた。これは僕たちが長い間苦しみ続けている問題だ。 フロントエンドをつけたい場合、リヤが弱くなってしまう。僕たちは適切なバランスを追い求めるという作業に労力を使いすぎている。僕にとって、2024年シーズンに最も苦労したのは予選だった。今日も改善することができなかった。 今は、明日、力強いレースをすることに焦点を置いている。このグリッド位置からなら、戦えると思う。レースペースは優れているが、デグラデーションがひどくて、間違いなくリヤに苦労することになるだろう。興味深いレースになりそうだ。 ■バルテリ・ボッタス(ステークF1チーム・キック・ザウバー) 予選 9番手 もちろん、この結果には本当に満足している。Q3に進出し今年のベストパフォーマンスとなる9番手で予選を終えたのだから素晴らしいね。これはほとんど予想外で、突然の出来事だった。チャンスがあるかもしれないとわかってはいたけど、厳しいFP3の後にはその期待は少し抑えるようにしていたんだ。それでも、予選ではなんとかうまくまとめることができた。正直なところ人生のベストラップのひとつだったと思う。本当に満足しているし、これを可能にしてくれたチームには感謝しないといけない。 明日のレースは面白くなりそうだ。厳しい戦いになることはわかっているが、この位置でスタートすることが勝負に参加するためのベストな方法だと思う。 ■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム) 予選 8番手 予選ではこのクルマのいいところを見つけられたようで、明日8番手からスタートできることに満足している。今週末はクルマがまとまっていなかったので、昨晩のうちにセットアップを変更した。FP3を終えてもまだ少し悲観的な状況だったから、予選に向けてさらにマシンに変更を加えた。今夜はマシンのフィーリングがかなりよくなっていて、いいラップを走ってQ3に進むことができた。明日はシーズン最後のレースを楽しみ、さらにポイントを獲得できるようベストを尽くすよ。 ■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム) 予選 7番手 チームとしては奇妙な週末になっている。アップダウンが激しい感じで、速さを感じられる瞬間があったと思えば、ペースがどこに行ってしまったのかわからないときもある。少し混乱していたけど、ガレージの僕の方では今日は最前の1、2列目を争うだけのスピードがなかった。フラストレーションは溜まるが、7番手はおそらく今日望めるベストな結果だろう。ルイスのことは本当に残念だ。今週末の彼は本当に速くて、楽々と僕を上回っていたし、Q3の最後には上位にいたはずだ。 明日を考えると、前に出ていくのは難しいだろう。ピエール・ガスリーのアルピーヌとニコ・ヒュルケンベルグのハースが上位にいるのは驚きかもしれないが、まず第一に彼らは素晴らしい仕事をしたと思うし、第二に今週末の彼らのペースは本物だと思う。僕たちは厳しい戦いを強いられるだろうけど、それに受けて立ち、できる限り力強くシーズンを終えられるようにしたい。 ■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム) 予選 6番手 今日の予選結果にはとても満足している。チームが週末を通じて懸命に働いてくれたおかげで、プラクティスから予選までの間にパフォーマンスを向上させることができた。 マシンのフィーリングはあまりよくなかったので、予選に臨んだときはどんな結果が得られるかわからないままだった。先週ポールポジションを獲得したジョージ(・ラッセル)の前で予選を終えることができたし、ワールドチャンピオンのマックス(・フェルスタッペン)のすぐ後ろにいる。僕たちがこのシーズンでどれだけの進歩を遂げたかを示している。 ニコ(・ヒュルケンベルグ)が前にいるからバトルは間違いなく続いているし、最後まで激しいものになるだろう。明日はまた違った課題になる。このコースは燃料が重くてタイヤに厳しくなりがちだから、今夜は自分たちの宿題をこなし、レースではニコと同じようなポジションにいられるようにしたい。 [オートスポーツweb 2024年12月08日]