ローソン、スプリント9位でポイントならず「ペレスを抑え続けるだけのスピードがなかった」/F1第21戦土曜
2024年F1サンパウロGP(ブラジルGP)の土曜スプリントで、RBのリアム・ローソンは9位だった。なお、午後に予定されていた予選は悪天候のため、日曜日に延期された。 【写真】2024年F1第21戦サンパウロGPスプリント リアム・ローソン(RB)とセルジオ・ペレス(レッドブル) ローソンは8番グリッドからミディアムタイヤでスタートし、8番手を維持しながら、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)の後方1秒前後を走行。しかし、20周目にセルジオ・ペレス(レッドブル)に抜かれ、ポイント圏外に落ちた。 テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、ローソンのスプリントについて、次のように振り返った。 「リアムはスプリント予選で良い結果を出したことで、今日のスプリントに向けて強力な基盤を築いた。1ポイントを逃したものの、ハース2台の前の位置を保ち、素晴らしいディフェンスでペレスと戦うなど、良い走りを披露した」 「さらに、レースの大半で、前を行くガスリーにプレッシャーをかけ続けた」 ■リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム) スプリント 9位(24周/24周) 8番グリッド/タイヤ:ミディアム 今日の僕たちにはスピードがあったと思うが、ピエールをオーバーテイクできるほどではなかった。DRSを使っても、十分に近付くことができなかったんだ。 レースの大半を彼のすぐ後ろで走った。チェコが後方から追いついてきた時、彼を抑えておけるほどのスピードがなかった。 終盤のバーチャル・セーフティカーは、とても不運だった。今日のスプリントレースのすべてのタイミングが僕たちにとって良くなかった。残念だけど、それでもそれなりのペースで良いレースができたと思う。明日はもちろん前を目指してプッシュしていく。 [オートスポーツweb 2024年11月03日]