たまってしまった夏休みの宿題、効率よく仕上げさせるには?【教えて!赤ペン先生】
宿題を効率よく終わらせるためのアドバイス
各宿題については、時間が少ない時なりの取り組み方をあらかじめアドバイスしてあげるとよいかもしれません。 【日記】 日付にこだわらず、印象に残った日から書いていくと前後の記憶も思い出せます。内容が多い日、少ない日があってよいでしょう。 【読書感想文】 これから選ぶなら、お子さまの学年より対象年齢が下の本にするのも一つの手です。おうちにある本や、今までに読んだことのある本でもよいと思います。「その本の『どこ』を読んで『どんな気持ちになったか』をそのまま文にすればいいよ」と言ってあげましょう。 【自由研究】 お子さまが既にある程度知識を持っていることをテーマにするのがよいと思います。野球、サッカー、電車、ペット、ファッション、アイドル、お菓子作り……知っていることをまとめるだけでも立派な自由研究です。 【勉強のプリントやワークなど】 プリントやワークが進んでいない場合は、どこかにつまずきがあってやる気になれないことが原因とも考えられます。「考えてもわからないところには印を付けておいてね」などの一言を伝えておくと、つまずいている箇所をあとから把握することができるでしょう。
まとめ & 実践 TIPS
ラストスパートが成功して、無事宿題をやり終えることができたら、お子さまは「自分の」計画がうまくいったと達成感を持つことができるでしょう。やるべきことを「目に見える」ようにしておくと物事が進めやすくなることも学べるのではないでしょうか。「これ、来年は夏休みの初めにやったらいいんじゃないの!?」そんなふうに思ってもらえたら大成功! 今年のピンチがお子さまにとっての大切なステップになったらよいですね。
プロフィール 河原はるこ 「赤ペン先生」歴8年。4年生担当。 高校生の時、「赤ペン先生」の心のこもった美しい字のおたよりに励まされた思い出があり「赤ペン先生」に。子どもたちへは、「まちがえるのは恥ずかしいことではない!」「どんどんまちがえましょう!」という思いを持ちながら、一生懸命に書かれた解答を尊重し、大切なポイントが一目でわかる指導を心がけている。 趣味:読書とフルーツ酢作り 自己紹介:のんびり屋、でも好きなことには熱い一面も。 中高生3児の母。
プロフィール 赤ペン先生 赤ペン先生は「進研ゼミ」の選考に合格し、ゼミ独自の研修・教育を通じて、教科の学習内容やお子さまの力を伸ばす指導法などを学んだ人です。 お子さま一人ひとりの解答状況や学習の到達度に合わせて、丁寧に添削・指導いたします。 ※「赤ペン先生」は(株)ベネッセコーポレーションの登録商標です。