【MLB】パドレスが完封リレーで快勝 ウォルドロン7回無失点 エストラーダは13者連続三振の新記録樹立
【マーリンズ0-4パドレス】@ペトコ・パーク
日本時間5月29日、パドレスは本拠地ペトコ・パークでのマーリンズ3連戦の2戦目を迎え、3投手の完封リレーにより4対0で快勝。連勝を3に伸ばすとともに、あすの最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決めた。パドレスのナックルボーラー、マット・ウォルドロンは7回6安打8奪三振、無四球無失点の快投で3勝目(5敗)をマーク。マーリンズ先発のヘスス・ルザードは6回7安打3失点と試合を作ったが、打線の援護を得られず、4敗目(2勝)を喫した。 【動画】パドレスのジュリクソン・プロファーが8号先制2ランを放つ(MLB.comより) 初回にジュリクソン・プロファーの8号2ランで先制したパドレスは、先発のウォルドロンが安定したピッチングを続けるなか、5回裏にプロファーのタイムリーで1点を追加。8回表を2番手のワンディ・ペラルタが三者凡退に抑えると、8回裏にはドノバン・ソラーノのタイムリー二塁打でダメ押しの4点目を奪った。9回表は10者連続三振を継続中のジェレマイア・エストラーダが3番手としてマウンドに上がり、圧巻の三者連続空振り三振。3投手による6安打完封リレーが完成した。 MLBでは昨年、ホセ・アルバラード(フィリーズ)が11者連続三振の新記録(詳細な記録が残る1961年以降のみが対象)を樹立したばかりだが、エストラーダは3試合に跨って13者連続三振となり、メジャー新記録を樹立。しかも13個すべて空振り三振という圧巻のパフォーマンスを見せている。今季はここまで12試合に登板して16回1/3を投げ、防御率0.55、28奪三振、被打率.093、WHIP0.55と驚異的な活躍。対戦した打者の48.3%を三振に仕留めている。