GA4登場から早3年半!「なんか前に見たときと違う」という方向けに主要アップデートをご紹介!
変更するには、管理>データの表示>キーイベント(コンバージョンのこと)画面で、変更したいコンバージョン右側の縦三点リーダをクリックし、「カウント方法を変更」をクリックしてください。
「イベントごと」もしくは「セッションごと」を選択できます。
■ 2023年6月1日:ビジネス目標別のコレクション追加 この日より前にGA4を作成・導入された方はなかなか目撃する機会がない変更かと思いますが、何も知らずにGA4を新規作成すると、レポートの左側メニューが今までとまったく違うため、戸惑ったのではないでしょうか。
こちらが追加される前は、GA4のレポートメニューは「ユーザー」と「ライフサイクル」という大メニューのなかに「ユーザー」「集客」「エンゲージメント」などのメニューがあるという構成のみでしたが、プロパティ作成をする際の選択肢によってはまったく違うものになります。
ちなみに、元に戻したい場合はレポートメニュー下部の「ライブラリ」から、どのコレクションを公開するか? を編集することで可能です(編集権限を持っているユーザーのみ可能)。 ■ 2023年8月4日:レポートフィルタで正規表現が使えるように これまではレポートのフィルタで正規表現が使えず、あまり細かい抽出ができませんでしたが、このアップデートで使えるようになりました。 “正規表現ってなに?”という方のために軽く説明すると、たとえば通常「"column"を含む」というフィルタをかけると、ディレクトリとしての「/column/」配下すべてのページと、「/how-to-write-a-column」のように、ページURL内にcolumnが入っている場合と、両方が絞り込まれます。 しかしながら、正規表現を使って「.*column$」とフィルタすると、「.*」が“何でも”という意味になり、「column$」が“columnの後方一致”ということになるので、つまり「最後にcolumnがある場合」というフィルタに変わります。詳しくは、こちらを参照してください。 [参照元:] 正規表現(regex)について - アナリティクス ヘルプ なので、たとえばですがページレポートやランディングページレポートなどで、「/column/ディレクトリと/news/ディレクトリのどちらかに当てはまるものを抽出したい」と思った場合には、フィルタ条件で「正規表現一致」を選び、「.*/column/.*|.*/news/.*」を条件とすることで、抽出が可能になりました。 ■ 2023年10月17日:一部アトリビューションモデルの終了 GA4では、「データドリブン」「ラストクリック」「ファーストクリック」「線形」「減衰」「接点ベース」というアトリビューションが存在しましたが、2023年5月に新規プロパティでは使えなくなり、このアップデートにより、既存プロパティでも使えなくなりました。 個人的には、通常はラストクリックにしておき、広告のモデル比較でファーストクリックと比較してみて、実は認知に役立っている広告や流入元を把握する、という目的でよく使っていたので非常に残念です。 ■ 2023年10月17日:計算指標の追加 「計算指標」というのは、既存の指標を四則演算するなどして、独自の指標を作成できる機能です。個人的には3月14日のカスタムチャネルグループ同様に、長らく待ち望んでいた機能の1つが実装されたという感覚でした。